時間を売って、お金を得ていたら、一生お金の奴隷人生。

会社を経営している身でありながら、こんな基本的なことにしばらく気づかず、自転車操業を続けていました。

最初は、こんな風に思いました。

「スキルが上がるから、それで単価を上げよう」と。

でも2年間、それを続けた結果、スキルは上がりましたが、単価を上げることはそれほどできませんでした。

2年やった割には、単価がそれほど上がらなかったのです。

「自分の努力が足りないせいだ!」

そう感じましたが、よくよく考えると、仕事を通じてレベルアップしようとしてるだけで、本当の意味で自分を鍛えてないことに気づきました。

その仕事におけるテクニックを習得しただけでした。

テクニックが増えたことが、レベルアップだと思っていました。

それは、対症療法的なもので、根本はさほど変わっていませんでした。

そして、繰り返される自転車操業に閉塞感が増しました。

「こんなことをいつまで続ければいいんだ。」

そんな焦燥感にとらわれ、解決策を探し始めました。

経営について学び、学びを深めていったら、マーケティングを学ぶ必要を感じ、更に学びを深めたら、心理学を学ぶ必要を感じました。

そのように、色々な学問を学んでいったら、共通点を見つけることが多くなりました。

それは、小手先のテクニックと違い、あらゆることに応用できる原理原則のようなものでした。

その原理を利用して、仮説を立て、実践していったら、今まで見えていなかった解決策が数多く見つかるようになりました。

例えば、時間ではなく価値がお金を作ることが分かり、高い価値を作る視点でスキルを磨けばいいんだと思うようになりました。

視点が見えてなかったのです。

スコトーマ(心理的盲点)が働いていて、解決策が見えないのです。

色々なことを学んだことで、新しい視点をたくさん持てるようになり、
そこから、どう解決すれば良いか見えてきたのでした。

そして、スキルと単価を一致させるには、顧客が何に一番価値を感じているかを知り、
それを適切に伝えていくマーケティングが必要

なことも理解できるようになったのでした。

学んだことを情報発信し始めたら、頭の回転も速くなっていきました。

発信しまくることで、頭の中の情報が整理され、学んだことが定着しました。

発信した情報を仕組み化すると、その情報自体が、働いてくれました。

自分が動かなくても、価値を人に与え続けてくれる分身ができました。

そして今は、その分身を増やすことを、自分の仕事にしています。

1の仕事が1とか2しか生まなかったのが、今は1の仕事が100とか1000を生んでくれます。

1ヶ月単位でできることが、全く変わって見えるようになり、仕事のテンポが出てきました。

「これ1年分の仕事も1ヶ月でできちゃうわ。」

「てか、1日で1年分の仕事もできるかも。」

そんな風に見える世界が変わってきました。

それもこれも、学んだおかげだなと思います。

学んでなかったら、一生奴隷人生送るハメになるところでした。

仕事の奴隷、お金の奴隷。

時間という貴重な資源を、お金のために使って一生を終えるところでした。

ふぅ、やばかったーー。。

本当になんでもっと早く気づかなかったのか。

こんな単純なことなのに、なんで今までオレは時間を売って非効率な仕事をしていたんだ。

アホすぎて笑えません。

今は少しの力で、本当にやりたい仕事を実現させられるようになり、とても充実しています。

さあ、今日も勉強するかなー!